2023年 読書感想文 小学校低学年課題図書の選び方

夏休みの宿題、読書感想文の課題図書から今年の一冊を選びやすくご紹介します。

小学生低学年 課題図書選び攻略ガイド

ついつい後回しになりがちな読書感想文、本を読まないことには始まらないし、何を書いてい良いのかと途方に暮れる宿題だと思われる方も多いのかもしれませんね。

こんかいは小学低学年のための課題図書選び攻略ガイドです。それぞれタイプ別に課題図書をご紹介しますので、お子様といっよにご両親も取りくんでみてください。お子さんの成長と共に将来、自立して作文に取り組める基礎ができる時期にしていきましょう。

親御さんにとっては少し面倒な面もありますが、低学年の課題図書であればページ数も少ないですし内容的にもアドバイスしやすと思います。(中学年以降はきっと自発的に楽しく作文が書けるようになりますよ。)

2023年の小学校低学年の部課題図書

まずは、今年度の青少年読書感想文全国コンクールの小学校低学年の部の課題図書の4作品のご紹介です。

それで、いい   磯みゆき 作 はたこうしろう 絵 ポプラ社


よるのあいだに・・・:みんなをささえる はたらく人たち             ポリー・フェイバー 文 ハリエット・ホブデイ 絵 中井はるの 訳  BL出版


けんかのたね  ラッセル・ホーバン 作  小宮由 訳  大野八生 絵 岩波書店


うまれてくるよ海のなか  高久至 しゃしん  かんちくたかこ ぶん アリス館


課題図書を選びやすく分けてみました

これぞ学校図書!ストレートな道徳的図書タイプ


  • 4作品中、文字の大きさが大きめで挿絵も多め
  • シンプルなストーリーでまさに「それで、いい」題名におさまるはなし
  • 自分らしさや他人との違い、自分に置き換えやすく作文が書きやすい題材
  • 約89ページで最も多いようだが内容は理解しやすい
    1. 小学生低学年 課題図書選び攻略ガイド
    2. 2023年の小学校低学年の部課題図書
    3. 課題図書を選びやすく分けてみました
  1. 攻略ポイント:友達や家族との関係に置き換えてみて、自分の気持ちや考えをまとめると書きやすくなります。絵を描くことが好きなキツネとその理解者のウサギが主な登場人物でシンプルなストーリーですから読書の苦手、文書力にも自信がないお子様にも、そのこと自体を作文にすることもできるのがポイントです。少し道徳過ぎて変に斜めにとらえないよう気を付けるとうまく書けると思います。万人受けのスタンダートタイプですね。
  2. 攻略ポイント:絵が多いこともあり読書自体が苦手なお子様にはよいように思いますが、ストーリー性が少ないため、夜に働いていいる人たちがいるから・・・、と考え感謝であったり疑問を作文するようにすることがポイント。また知らなかったことを知って今後の自分はどうするかなども話が広がりやすと思います。物語の苦手でも好奇心旺盛タイプにピッタリ。
  3. 攻略ポイント:ストーリーが面白く読みやすい反面、内容はしっかりしています。家族の多い家庭のお子さんには自分への置き換えがしやすい作品です。けんかの原因を考えるところから普段の考え方も物事の本質をとらえる大切さや、争いごとや戦争などにイメージを膨らませると作文が書きやすくなります。ページ数は約62ページですが読書力は必要となりますので早めの読書がポイントです。少し長めの文書でも読める理論派タイプ。
  4. 攻略ポイント:ページ数は約31ページ写真も多く読むことがどうしても苦手の場合は選びがちです、しかしこういった解説文は作文するのに少しコツが必要です。生き物などに興味があるお子さんには良い作品ですのでそのコツを親御さんが少し手伝ってあげるとよいと思います。物語のようにストーリーはありませんが、こういった作品ではそのテーマがあります。そのテーマにそって感じたこと、そのテーマから考えられることなどゆっくりと家族で話をしてから作品に取り組むのがコツです。この作品では生命であったり誕生、海の中が一つのテーマですがそこから自然環境や自分たちの環境生活の飛躍させることがポイントです。自然や化学が好きな理系タイプには良いですね。
  5. まとめ

攻略ポイント:友達や家族との関係に置き換えてみて、自分の気持ちや考えをまとめると書きやすくなります。絵を描くことが好きなキツネとその理解者のウサギが主な登場人物でシンプルなストーリーですから読書の苦手、文書力にも自信がないお子様にも、そのこと自体を作文にすることもできるのがポイントです。少し道徳過ぎて変に斜めにとらえないよう気を付けるとうまく書けると思います。万人受けのスタンダートタイプですね。

知らないこと体験、社会見学タイプ


  • 文字が最も小さく、色彩豊かな絵がメインともとれる美的作品
  • 子供たちのあまり知らない、大人たちの仕事が描かれ興味を引く
  • 両親や地域の大人の感謝や興味が作文になる作品
  • 子供たちが社会とのつながりやしくみを知るきっかけとなる

攻略ポイント:絵が多いこともあり読書自体が苦手なお子様にはよいように思いますが、ストーリー性が少ないため、夜に働いていいる人たちがいるから・・・、と考え感謝であったり疑問を作文するようにすることがポイント。また知らなかったことを知って今後の自分はどうするかなども話が広がりやすと思います。物語の苦手でも好奇心旺盛タイプにピッタリ。

外国の童話の絵本タイプ


  • 今回最も絵本に近い作品で童話のように楽しい内容
  • 絵本の雰囲気だが物語は長めで、読書としてたのしめる
  • テンポよく笑いや落ちがありユーモワがあるストーリー
  • ストーリーに対する感想からでも作文しやすい作品

攻略ポイント:ストーリーが面白く読みやすい反面、内容はしっかりしています。家族の多い家庭のお子さんには自分への置き換えがしやすい作品です。けんかの原因を考えるところから普段の考え方も物事の本質をとらえる大切さや、争いごとや戦争などにイメージを膨らませると作文が書きやすくなります。ページ数は約62ページですが読書力は必要となりますので早めの読書がポイントです。少し長めの文書でも読める理論派タイプ。

読書感少ない自然科学図鑑タイプ


  • 唯一の写真付き解説図鑑系で、読むだけでなく写真から感じる作品
  • 対人の作品と違い海の生き物がテーマでストーリーでないのが特徴
  • 命の大切さや誕生、成長をテーマにすれば作文にしやすい
  • 飛躍させて生命や命の尊さから自然保護や家族愛など発展させやすい

攻略ポイント:ページ数は約31ページ写真も多く読むことがどうしても苦手の場合は選びがちです、しかしこういった解説文は作文するのに少しコツが必要です。生き物などに興味があるお子さんには良い作品ですのでそのコツを親御さんが少し手伝ってあげるとよいと思います。物語のようにストーリーはありませんが、こういった作品ではそのテーマがあります。そのテーマにそって感じたこと、そのテーマから考えられることなどゆっくりと家族で話をしてから作品に取り組むのがコツです。この作品では生命であったり誕生、海の中が一つのテーマですがそこから自然環境や自分たちの環境生活の飛躍させることがポイントです。自然や化学が好きな理系タイプには良いですね。

まとめ

  • 課題図書は時期によっては店頭ですぐにないこともおるため早めの準備が大切です。
  • 選ぶ楽しみも低学年のうちに体験して、読書意欲を持たせるとよい
  • 課題図書には物語だけでなく随筆や解説的な作品もあるため事前に情報収集すると楽しく取り組める
  • 作品選びの時に作文を意識して読みやすいより書きやすいものを選ぶのが極意

夏休みの課題として取り組む読書感想文は、自分の文章力だけでなく分析力や応用力、自己表現力など将来役立つ学力を身に着けるのに優れていると思います。低学年のうちに基礎を身に着けられるよう、親御さんも協力して取り組んでみてください。

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