2023年 読書感想文 攻略の一歩

攻略の一歩は本選びから

毎年夏休みになると、小中学生やその親御さんの頭を悩ます夏休みの宿題の一つが、読書感想文ではないでしょうか。

まず本を読むことが面倒であったり、時間がかかりすぎて何を書いていいのか、どのように書いていいのか困ってしまう。

結局のところ毎年のように、あらすじを書きまくってとにかく原稿用紙を埋め無理やりに終わらせてしまう。(これをやると結局、毎年単なる罰ゲーム)

そこで、少しでも読書感想文をスムーズに、楽に終わらせる情報を届けたいと思います。またゆくゆくは読書感想文からたくさんのことを学べるように、楽しく向き合えるようになってもらえると幸いです。

読書感想文攻略するための第一歩とはなにか!それはまずそもそもの読書感想文を書くための題材である 読む本 を早く用意することになります。 図書館で借りるのもいいでしょうし買ってしまうのでもよいです。そんなこと!って思う方もいるかもしれないですが詳しくは本文で解説していきますね。

「攻略のための第一歩を踏み出そう」の章では読書感想文の題材になる本の選び方とアドバイスをお伝えします。せっかく書くのであれば何かしらの賞を取りやすくするための情報もおり混ぜます。

目次

  • そもそも夏休みの読書感想文って何?
  • 今年の課題図書、指定図書って
  • 本の選び方と賞を狙うための秘策
  • 攻略のための第一歩を踏み出そう
  • 感想文攻略の第一歩のまとめ

・そもそも夏休みの読書感想文って何?

多くの方が夏休みの宿題の一つとして経験のある読書感想文とは各学校での選考の後、各都道府県、全国へとつながっていく 青少年読書感想文全国コンクール への参加だと理解してよいと思います。 ただ各学校単位で細かい決まりや選考や参加状況は違うと思います。 主催は公益社団法人 全国学校図書館協議会で後援として内閣府・文部科学省が名前を連ねます。半世紀以上の歴史があるといわれていますので由緒正しいコンクールって感じですね。

公益社団法人 全国学校図書協議会 https://www.j-sla.or.jp/ 

青少年読書感想文全国コンクール https://www.dokusyokansoubun.jp/

・今年の課題図書、指定図書って

青少年読書感想文全国コンクールでは毎年課題図書を選定し応募を募っているので、2023年でいうと第69回の課題図書ということになる。 課題図書は小学生低学年の部、中学年の部、高学年の部に分かれていてそれぞれ3~4冊の本が選定され、その中から選ぶことを推奨はしているようですが、実は自由読書といわれ課題図書以外の題材でも応募が認められているため、夏休みの宿題として好きな本を読んで作文を書くイメージを持っている方も多いのかもしれませんね。

応募は個人でもできますが、各学校の夏の宿題として学校単位で提出すことが多く、各学校で選抜し各都道府県、全国への流れでの審査することから、各県でも指定図書として題材を選定されているので、課題図書以外に指定図書というものも都道府県によっては存在します。

・本の選び方と賞を狙うための秘策

題材となる本の選び方としては正直に自分の好きな本を選びたくなるのが一般的だとは思います。しかしここは攻略の第一歩課題図書の中から選ぶようにしましょう。 理由は2つ、ひとつ目は多くの本から選ぶより限られた3~4冊の中から選ぶ方が圧倒的に楽で速い。もともと読書が好きな方なら3~4冊あれば一つぐらいは選べると思いますし、読書が苦手なかたは、選ぶこと自体も面倒な行為になると思うので限られた中から決めた方が気が楽ですよ。 ふたつ目はコンクールの公式ホームページや学校から配布される資料に課題図書の大まかな内容やページ数も掲載されていてネット検索などであらすじなどの入手も簡単だということです。(読書の苦手なかたにはこのあらすじはきっとうれしいはず。笑)

ここで賞を狙いたい方へのアドバイス 

自由図書より課題図書の方が賞を獲得しやすいことは皆さんもわかると思います。賞の格式や大きさよりも、せっかく頑張ったのだからとにかく何か賞が欲しいといいうかたは、各都道府県で選定された指定図書のなかから本を選ぶことをお勧めいたします。 指定図書を選定したからには各都道府県でもその題材での応募者に賞を与えざるを得ない傾向にあるため、全国規模より入選しやすい傾向にありますよ。(感想文の苦手な子でも賞がもらえると、次回からのやる気がちがうので、特に小学生のころには良い方法かと思います。)

・攻略のための第一歩を踏み出そう

夏休みの課題や宿題として読書感想文が苦手、作文は嫌いだと感じ、なかなか書き出せずに時間がかかるイメージのかたが多いのではないでしょうか。 ただじつは今どき感想文のテンプレートやひな形がネットにはあふれていて書くこと自体は、そんなに時間をついやっす必要はなくなっている便利な時代です。しかし読書感想文である以上どうしても本を読まなくてはなりません、だからこそ題材となる本を早く決めて読む、ということが攻略のための第一歩となるわけです。ましてや評価の高い読書感想文を考えるのであればさらに時間が必要となり、なおさら題材となる本選びと読書の時間を早める必要が出てきます。

夏休みの宿題のイメージが強いためか、何となく夏休みに入ってから本を選んでいるかたが多いようですが。本選びを早めるヒントとして、実は青少年読書感想文全国コンクールの課題図書の発表や公募は4月ぐらいに行われていて、夏休み前には準備することがかのなことをご存じでしょうか。また課題図書は準備が遅くなればなるほど入手しにくいものもありますので早めの準備に越したことはありません。また時間がある分、焦って読まなくていいのも感想文を書く上では有利となることと思います。

・感想文攻略の第一歩まとめ

  • 読書感想文には課題図書や指定図書がある
  • 出来るだけ課題図書や指定図書を選択する
  • 公募要項に各本の概要など情報があるので利用する
  • ネットなどで選択した本のあらすじなど情報を得る
  • とにかく早く本を決める

読書感想文攻略の第一歩として情報を伝えさせていただきましたが、実際に書くための攻略など、今後も役立つ情報を伝えることが出来るようにがんばりますので、よろしくお願いいたします。

                      

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